コーヒーは飲めないけど紅茶は飲めるのはなぜ?おかしいことではない理由
コーヒーは飲めない
でも紅茶なら飲める
これって、おかしいのかな?
コーヒーにも紅茶にもカフェインが入っているはずだし
コーヒーが飲めないなら、紅茶も飲めないんじゃないの?
って、気になりませんか?
私もコーヒーが飲めない人なので、すごく気になりました。
いろいろ調べた結果、「コーヒーは飲めないけど紅茶は飲める」はおかしいことじゃない、というのがわかりました。
コーヒーと紅茶はそもそもが違う飲みもの。
カフェインが入っているという点で共通点はあるかもしれないですが、飲み方も違うし、飲む人の感じ方も違うので、当然と言えば当然。
むしろ、「紅茶は飲める」ということが、どうしてコーヒーが苦手なのかを考えるヒントになるかも。
コーヒーは飲めないけど紅茶は飲めることがおかしくない理由
「なんで紅茶なら飲めるんだろう?」を考えるときには、次の3つに分けて考えてみるとわかりやすいです。
- 飲み物としての違い
- 飲み方の違い
- 飲む人の感じ方の違い
①コーヒーと紅茶は違う飲み物
大前提として、コーヒーと紅茶は「カフェインが入っている」ことが同じだけで、飲み物ととしては別のものです。
カフェインの量も違いますよね。
文部科学省の「日本食品標準成分表」を見ると、一般的な浸出条件でのカフェインの量は、100gあたりで
- コーヒー:約60mg
- 紅茶:約30mg
とされています。
参考:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=16_16045_7
参考:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=16_16044_7
同じ100gで比べても、含まれるカフェインの量が違うんですよね。
もちろん、「紅茶が飲める=カフェインは平気」という意味じゃありません。
実際に摂るカフェインの量は、どのくらい飲むかとか、淹れ方によっても変わってきます。
ただ、少なくとも「コーヒーにも紅茶にもカフェインが入っているから、同じように飲めるはず」とは言えなさそうです。
そして違うのは、カフェインだけではありません。
コーヒーには、コーヒー特有の苦みや酸味、香りがあります。
紅茶には、紅茶特有の香りや渋みがあります。
日本紅茶協会の解説では紅茶の渋みにはカテキン類やテアフラビン類などのポリフェノールが関わっているとされています。
私たちが飲んでいるのは、「カフェイン味の飲み物」ではない、ということ。
という人がいても、全然不思議じゃないですよね!
- 余談
-
テアフラビンといえば、テアフラビンドロップスが流行になりましたよね!
というか、冬になると話題にあがる気がする…(笑)
私は個人的にテアフラビンドロップスの味が好きなので、売り切れる前に買いだめしてます!
両方とも紅茶風味っていう感じで、苦みは全く感じません。
ミントティー味は個包装の袋が透明で、はちみつレモンティー味の方は個包装の袋が半透明になっていることに、地味に感動しました!

同じ成分が含まれているからといって、好き嫌いまで同じにはならないはずです。
②同じ紅茶でも「飲み方」で感じ方は変わる
次に違うのが、飲み方です。
紅茶とひとことに言っても、濃く淹れた紅茶もあれば、薄めに淹れた紅茶もありますよね。
ストレートで飲む人もいれば、ミルクを入れる人もいる。
同じ「紅茶を飲める人」でも、実際に飲んでいる紅茶が違います。
私は、コーヒーが飲めない人なのですが、紅茶もいけます!!と胸を張って言えません。
なぜなら、私が飲める紅茶は

「これは紅茶と呼んでもいいのですか…?」くらいに、うっすい紅茶だからです(笑)
濃く淹れた紅茶は苦手なのです。
お茶でも同じで、「なんとなくお茶の気配がします」くらいの方が飲みやすいです。
なので、私の場合は「コーヒーはダメだけど紅茶ならOK」という単純な話でもなくて
どのくらいの濃さで飲むか
という部分も関係してそうです。
淹れ方が違えば、できあがる紅茶の一杯も同じものにはならないです。
だから、「私は紅茶が飲める」という人でも
- 薄い紅茶なら飲める
- ミルクティーなら飲める
- 甘くすれば飲める
といった感じで、実際の飲み方に違いがあってもおかしくないですよね。
③同じ飲み物でも「どう感じるか」は人によって違う
3つ目は、飲む人の違いです。
同じコーヒーを飲んでも
と、感じ方が違います。
紅茶でも同じことが言えますよね。
ということは
飲み物が同じでも、それをどう感じるかは人によって違う
なので、
- コーヒーは飲めない
- 紅茶は飲める
という人がいるのは、矛盾しないし、当然のことなんです。
それなら「自分は何が飲めて、何が苦手なんだろう?」と、自分の飲めない飲み物の境界線を分析していくほうが答えに近づきそうですよね。
紅茶が飲めるから「カフェインに強い」とも限らない
こうやって分けて考えてみると、
という、疑問にも答えが見えてきます。
紅茶が飲めるというだけでは、カフェインに強いとは言い切れない
理由は
- コーヒーと紅茶では、そもそものカフェイン量や味、香りが違う
- 淹れ方、飲む量が違う
- 飲んだときの感じ方に個人差がある
という、差があるから。
コーヒーが飲めない
↓
カフェインに弱いに違いない
って、一直線に結論を出してしまうのは、ちょっと違いそうなんですよね。

コーヒーが飲めないのに紅茶が飲めるのは矛盾してる
ではなくて
紅茶が飲めることで
コーヒーの何が苦手なのか考えるヒントになるんじゃない?
と、思いました。
紅茶は飲めるのにコーヒーが飲めなくても変じゃない
ということで、
コーヒーは飲めないけど紅茶は飲める。
これは、別に変じゃない。
という結論にいたりました。
まとめると
- コーヒーと紅茶は別の飲み物
- 飲み方もそれぞれ
- 飲む人の感じ方もそれぞれ
という感じです。
だから「私は紅茶が飲めるのに、なんでコーヒーが飲めないんだろう。おかしいのかな?」
なんて、心配しなくても大丈夫です。

飲めるものを飲めばOK!
私は、ここまで調べてみて、別のことが気になってきました。
じゃあ、自分はコーヒーの何が苦手なのよ
コーヒーそのものが苦手なのか?
飲み方が合わないのか?
それとも、自分の感じ方とか体質に特徴がある?
もう少し深ぼって調べてみたら、面白いことが分かったんです。
カフェインの代謝のしやすさにも個人差があって、その違いには遺伝的な要因が関係する場合もあるんですって。
専門的な論文を読み込むのは私には難しいので、大学が日本語で紹介している研究内容を確認してみました。
藤田医科大学の研究紹介で
「カフェイン代謝における遺伝的多型」の影響によって個人差が生じる可能性があることや
CYP1A2というカフェインの代謝に関わる酵素にも遺伝的な違いがあることが紹介されていました。
参考:https://www.fujita-hu.ac.jp/news/vsfo8q000000pxck.html
もちろん、この研究は「遺伝子でコーヒーが飲める・飲めないが決まる」と示したものではありません。
ただ、「じゃあ自分のカフェイン関連の傾向ってどうなんだろう?」と、私はちょっと気になりました。
そこで、次の記事では「そもそもコーヒーが飲めないのはなぜ?」というところを
もうちょっと深堀りしてみようと思います!

